同世代の表現者たちが、自分の人生を振り返っている文章を読んで思う
自分はどんな子どもだったんだろう
何が好きで、何を見てて
当時思ってた将来は、どこにいったのだろう?
28歳、唐突だけど、今までの人生を振り返ってみようと思いmacbookの前に座る
天気のよい日曜日、充電が切れるまでに書き終えれればと思う
子ども時代
おそらく、一般的とは言えないなかなか特殊な環境だったのではないかと思う
思い出す景色は、山と田んぼ
周りは爺ちゃんと婆ちゃんばかりの山奥で生まれ育った
合併に合併を繰り返して生き残った小学校へは、毎日一時間かけて山を降りて通った
小学校につけば、保育園の時からの同じ顔
先輩・後輩の文化が消滅したそこでは、みんな〇〇ちゃんだった
私の学年は21人(とても賑やか)
一つ下は7人(ちょっと寂しい)
その下は14人(なかなかラッキー)
その下は5人(かわいそう)
今でも忘れない、転校生のおかげで全校生徒が100人ぴったりになった貴重な数ヶ月間、「友達100人できるかな~100人で食べたいな~」という歌をこれでもかと歌った
学校から帰れば、やることがないので創作活動に勤しんだ
基本的には、ずっと絵を描いていて
たまに気が向いたら山から粘土(と勝手に今でも思っている白い)土を採取してきて、水でこねて、湯のみを作って、風呂を沸かす時に薪と一緒に釜に入れて焼いたりした
田んぼでイモリと触れ合ったり、とんぼを追いかけるのにも中々忙しかった
お母さんに怒られながらも、兄ちゃん2人とやるTVゲームはやめられなかった
なかよしを読みながら、普通の小学生の青春に憧れたりもした
好きな授業は、美術 (至福の時間だった)
嫌いな授業は、体育 (勘弁してくれと思っていた)
小学校からさほど離れていない中学校に入っても、特に世界は変わらず
着てる服が違うだけの、同じ顔
新しい英語の授業が楽しかったり、初めてのガツンとくる失恋をしたり(人が変わらないものだから、片思いも長い)ぼんやりしてたら3年が終わろうとしていた
進路を考えた時、大学受験が面倒だったのと、ゲーム作れたら楽しいかも、という漠然とした考えで大分高専に入学した。今思うと、制服が可愛かったという理由も強い。
つづく
(おなかが減って集中力が切れました。)