撮影をうけて、どんな機材にするか迷う
毎回迷う
でもそこが楽しかったりする
先日、私にとっては夢のような仕事が舞い込んできた
神様愛してる ハッピーターン
というわけで今死ぬほど迷っています
yodobashi.comを食い入るように見つめる午後
5枚撮って1枚のベストショットをねらうか
500枚撮って、30枚のベターショットをねらうか
うーーーーーん
(自らの話の腰を折るけれど、Elliot Smithって最高。彼ほど甘くて切ない歌声の持ち主を私は知らない。【BGM : New Moon_Disc 2よりThirteen】)
先日、年上の男性のフォトグラファーにこんなことを言われた
「女性なのに珍しいね、そんな機材がマニアックなの」
あれですね、300%師匠のおかげ(せい)ですね
彼女の撮影の準備ではいつも「さぁ今回はどの組み合わせで行こうか!!!」から始まり、レンタル機材やさんを開けるんじゃないかと思うくらいの膨大な種類のカメラから、(最低)3台くらい選び、そこからそれに対応したレンズを選んでいくシステム
私はそれが普通だと思っていたので、他の現場を見た時にカメラは基本一台という状況に驚いた
かといって、カメラ一台スタイルを非難するわけでは全くなく
実際シノゴでお金も時間も手間暇も使って撮っても、結局35デジタルの写真が「笑顔が大きい」という理由で選ばれたりすることもあるわけで
でもそこに不思議なほど後悔はなく
きっと、便利さとコストパフォーマンスを考え始めた時点で、私はフォトグラファーという仕事を辞めてカレー屋を始めるべきだと思う
無駄がないとだめでしょう
(完)
『無駄ばかりの人生を送っている自分の正当化を図るブログ』
p.s. 映画「あん」を見たらつぶあんを食べたくなってきたので、たい焼き屋に行ってきます。左様なら
ひとつ撮影を受けたら、さてじゃあどの機材にしようかと考える
考えてる時が、いちばん楽しかったりする